きれいなスケルトンボディとLEDライトが人気の PDP Afterglow Switch Wireless Deluxe Controller。
(以下、PDPワイヤレスコントローラー)
並行輸入品と聞くと「見た目はかっこいいけど使い心地はどうなんだろ…?」と、心配な方もいると思います。
PDPワイヤレスコントローラーはコントローラーの中でも高価な部類。メリットデメリット知ってから買いたいですよね!
ということで
今回はPDPワイヤレスコントローラーのNintendo Switchでの使用感をレビューしていきます。
Switchではプロコンをメインに5000時間以上遊んでるよ~。
純正プロコンと比較しながらレビューしていくので、コントローラー選びで迷ってる方はぜひ参考にどうぞ!
PDP Afterglow スイッチ ワイヤレスコントローラーの評価
PDPワイヤレスコントローラーを使い、実際にスプラトゥーン3やモンハンライズをプレイしてみました。
その使用感を元にした評価がこちら。
PDPワイヤレス | 純正 | プロコン|
ボタン/スティック | ◎ | ◎ |
ジャイロセンサー | ◎ | ◎ |
グリップ性/サイズ | ○ | ○ |
振動機能 | ー | ◎ |
バッテリー | ○ | ◎ |
価格 | △ | △ |
※プロコンには背面ボタンがないので、背面ボタンは使わない前提で評価しています。
性能もさることながら、PDPワイヤレスコントローラーの特徴はなんといってもその見た目。
スケルトンボディがかっこいい!
中の基盤が見えるのワクワクしますよね。
しかもLEDライト搭載でめっちゃ光ります。笑
最初は「光るってどうなの…?」と思ったけど、つけたら想像以上にかっこよかった!
ということで、使用感の前に軽く見た目をレビューしていきますね。
スケルトンカラー+LEDライトがかっこいい
PDPワイヤレスコントローラーはボディが完全なスケルトン。
内部にはLEDライトが搭載されていて、プレイ中は常時点灯しています。
グラデーションカラーから好きな色に設定でき、点滅/常時点灯のどちらかを選べる仕様。
光り方は【Rスティック左横にあるファンクションキー+LまたはR同時押し】で切り替えできます。
カラー変更は、ファンクションキーを押してからアナログスティックか十字キーです。
自分好みのカラーに設定しちゃいましょう。
わたしはパープルの常時点灯がお気に入り!
※プレイ中や充電中は消灯不可※
明るいところでプレイするにはまったく気になりませんが、暗めの環境でゲームする方はまぶしいかも。
そこだけ注意が必要です。
続いて性能レビューにいってみましょう!
ボタン/スティック操作 ◎
ボタンやスティックの配置はプロコンとほぼ一緒。
+-ボタンとHOME/キャプチャボタンの位置は逆ですね。
L/R/ZL/ZR各ボタンの反応もよく、Switchと同じように操作できます。
プロコンに比べZL/ZRボタンは小さめ。
最初だけ少し気になったものの、10分もすれば慣れました。
スティックの素材は固めで、シリコンのようなやわらかさはありません。そして中央がへこんでいます。
わたしはけっこう好きなんですが、好みが分かれそうな使用感ではありますね。
スティックの操作性自体はかなりいいです!
操作性の良さの例として、スプラトゥーン3にある「イカロール」という技があげられます。
この技は進行方向と逆にスティックを入れつつBボタンという操作が必要なんですが、PDPワイヤレスコントローラーだと発動しやすくてびっくりしました。
この技、スティック性能がいまいちだと思った通りにできないんだよね…。
実際にPDPワイヤレスコントローラーでプレイした動画を貼っておきます。
※イカロールは0:05~0:10あたり
ボタンのカチカチ音が大きい
ボタンを押す音は大きめです。
特にABXYボタンのカチカチ音が大きいので、頻繁にボイチャする方は気になるかもしれません。
実際に押してる動画を撮ってみました。※最後に4回鳴らしてるのは背面ボタンです
背面ボタンは押しやすいけど誤タップも
PDPワイヤレスコントローラーは背面ボタン搭載。
背面ボタンの割り当てをコントローラー操作だけでできるのは便利ですね!
裏側にある黒いプレートの右端と左端がボタンになっています。
中指が当たる位置にあって押しやすい反面、うっかり押してしまうことも。
ただ、ボタンが板状になってるからか誤タップしてもあまり気にならないです。
この背面ボタンはワンタッチで取り外せます。
外したままでも使えるみたいですが、ボタンになってる箇所がくぼんでて握ったときに気になる…。
外すよりはつけたままのほうが握りやすく感じました。
わたしは背面ボタンをまったく使わないので、同じように「背面ボタンは不要」という方でもプレートはつけたままがおすすめです。
ジャイロセンサー ◎
PDPワイヤレスコントローラーはジャイロ搭載。
ジャイロセンサーの精度はよく、スプラ3でもプロコンと同じジャイロ感度で遊べました。
細かな上下左右も合わせやすいのでストレスなくプレイできます。
スティック解説でも使った動画ですが、もういちど貼っておきますね。
ジャイロ対応のゲームを遊ぶにはジャイロが必須。
PDPワイヤレスコントローラーのジャイロはプロコンと同レベルなので、見た目がかっこいいジャイロ対応コントローラーを探してる方にはおすすめです。
グリップ性/サイズ ○
PDPワイヤレスコントローラーはプロコンとフォルムが近く、プロコンに慣れたわたしでも同じ感覚で握れます。
ちなみにわたしの手のひらは成人女性の平均サイズです。(16.7㎝)
参考になれば!
▼手のひらの平均サイズ
成人女性:16.9㎝ 成人男性:18.3㎝
※中指の先端~手首を折ってできるシワまで
グリップ部分は太過ぎず細過ぎずで、長時間プレイしても違和感なく遊べます。
重量は239g。
プロコン(248g)とほぼ一緒ですね。
ジョイコン(198g)から持ち替える方はすこし重く感じるかもしれませんが、慣れれば気にならない重さです。
取り扱いには注意
評価◎でなく○にした理由はグリップ性能です。
ボディと同じ素材で、見た目のなめらかさを保つため滑り止め加工はなし。
プレイ中に滑ることはありませんが、片手で持ち運んだりすると落としそうな気がして怖いですね。
素材的に割れやすそうだし、持つときは気をつけて!
振動は非搭載(重視しなくてOK)
PDPワイヤレスコントローラには振動機能が搭載されていません。
「なんとなく振動あったほうがよさそう…」と思うかもしれませんが【振動機能】の優先度は低めです。
プロコンやジョイコンのHD振動以外は、振動機能があってもいまいちなことが多いんですよね。
コントローラー選びではスティック/ボタンの使いやすさやジャイロ精度を重視したほうが断然いいので、振動機能はおまけ程度に考えてOK!
わたしがプロコンの次に気に入っているOOOUSEコントローラーも、使うときは振動オフにしています。
バッテリー/充電 ○
バッテリー持続時間はおよそ20時間。
Switch付属のジョイコンと同じくらいのバッテリー持ちで、ストレスなく遊べています。
無線接続で長時間遊べるのうれしい!
惜しむらくは充電ケーブルがUSB Type-Bなこと。
主流のType-Cなら他のケーブルと兼用しやすいんですよね。
ちょっと残念ですが、Type-Bのケーブルも同梱されてるためあまり気にする必要はありません。
充電中はライトが点滅する
PDP Afterglowワイヤレスコントローラーは、充電中にLEDライトが点滅します。
充電中のLEDライトは赤色固定で消せません。
※充電に使ってるのは別機材のケーブルです。付属のケーブルはもっとしっかりしています。
充電が完了すると赤の点滅から緑に変わります。
このライト、明るいと気になりませんが暗いところだとまあまあ目立つんです。
電気を消して撮ってみました。
これはこれでかっこいい…!?笑
暗いところで充電する方はご注意を。
気になる方は、寝てる間の充電を避けたり何か遮るものを用意しましょう。
価格 △
2022年12月現在、PDPワイヤレスコントローラーの価格は12,000円前後。
プロコンの定価7,700円と比べると高めです。
個人的にはすごく好きでおすすめしたいのですが、やはり価格はネックですね。
ただ、Amazonだと時期によってけっこう価格変動があるので、気になる方はカートに入れて様子をみるのもありかもしれません。
「PDPワイヤレスコントローラーがどうしてもほしい!」という強い気持ちがなければ、純正プロコン+amiiboを買った方がコスパよく遊べておすすめです。笑
迷ったら純正品!
まとめ:見た目と性能どっちもこだわりたい人向け!
以上、PDPワイヤレスコントローラーとプロコンの比較レビューでした。
「いいのは見た目だけかな?」と思いきや、性能も高くてびっくり。
個人的には、プロコン含め今まで使ったコントローラーの中でいちばん好みです。
もうすこし安かったら全力でおすすめできたのに…。
ただ、64やゲームボーイカラーのスケルトンが好きだった人には刺さるはず。
「見た目と性能どっちもほしい」って人にはイチ押しのコントローラーです!
「ジャイロ機能はなくていい」という方は、有線接続でほぼ同じデザインのものがあります。
ワイヤレスコントローラーの半額で買えるので、ジャイロ不要な方はこちらも候補にどうぞ!
他にもいろんなコントローラーレビューを書いてます。
個人的なおすすめはOOOUSEコントローラーですね。
プロコンの半額なのに操作性抜群なので、予算が限られてる方はこちらもぜひ。
みなさんお気に入りのコントローラーがみつかりますように!