Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)に同梱されているコントローラーJoy-Con(ジョイコン)。
ジョイコンはいろいろな遊び方ができ、通常のコントローラーとしても使えます。
コントローラーとして使うためのグリップはニンテンドースイッチに同梱されているので、すぐ遊べるのがうれしいところ!

この記事では、そんなジョイコンの操作性をプロコンと比較していきます。
- ジョイコンの操作性が気になる
- ジョイコンからプロコンへの買い替えを検討中
- Switchを買うならプロコンも買った方がいい?
上記のような悩みがある方は、ぜひ参考にしてくださいね。

はじめに書いておくと、コントローラーとしての操作性能を求めるならプロコン一択だよ!
プロコンは公式大会などでも使われてるだけあり、操作のしやすさが段違い。
お財布に余裕があれば圧倒的にプロコンがおすすめです。
わたしも、ジョイコンでしかできないゲーム以外は必ずプロコンで遊んでます!


関連レビュー:NintendoSwitch純正プロコンレビュー【ジャイロ対応】
ジョイコン+グリップの評価
今回レビューしていくのはこのジョイコン。


ジョイコンは通常のコントローラーとして使えますが「細かい操作やテクニックを必要とするゲーム」にはあまり向いていません。
ジョイコンとプロコンの使用感を比較した表がこちらです。
純正プロコン | ジョイコン | |
ジャイロ | ◎ | ◎ |
振動機能 | ◎ | ◎ |
操作性 | ◎ | △ |
グリップ性 | ○ | △ |
バッテリー | ◎ | ◯ |
価格 | △ | ◎ |
※あくまでプロコンとの比較なので、普通に楽しむレベルの操作は問題なくできます。
実際に「スプラトゥーン3サーモンラン」をジョイコンでプレイした動画がこちら。
こんな風に、必要なアクションや「ジャイロ機能+右スティックエイム」もできています。



ただ、プロコンに比べるとどうしても細かい操作がしづらい…!
どのあたりが気になるのか、各項目ごとに解説していきますね。
ジャイロセンサー ◎
コントローラーを動かして画面を操作するジャイロ機能。
ジャイロセンサーは、プロコンもジョイコンも同レベルの精度です。
細かいことをいえば、プロコンとジョイコンではジャイロセンサーの位置が違います。
プロコンはコントローラーの中央あたりで、ジョイコンは左右それぞれに搭載。
ジョイコンはどちらのジャイロを使うかゲームごとに異なるようで、スプラトゥーン3の場合は右のみが有効でした。


ジョイコンのジャイロセンサーは中心からわずかにずれますが、プレイしていても体感では気にならないレベルです。



普通に遊ぶなら問題なし!
ただ、ジョイコンはこのあとの比較で出てくる操作性がいまいち。
結果的にジャイロも「ブレ」があるように感じてしまうのがもったいないですね。
操作性 △
個人的には「操作性」がいちばん気になりますね。
ジョイコンは任天堂純正品なので、ボタンやスティックの反応は問題ありません。
操作性が△な理由はボタンの大きさです。
任天堂純正のプロコンと並べてみました。左がプロコン、右がジョイコンです。


みての通り基本的な配置はほとんど一緒ですが、ジョイコンのボタンはかなり小さめに作られています。
特にABXYボタンが小さく、操作が複雑なゲームほど押し間違いやすいです。



スプラやモンハンはきつい…!
わたしの手のひらは成人女性平均の16.9㎝とほぼ同じ。それでもボタンを押すときはかなり神経を使います。


手の大きい方や男性だと、もっと厳しそう。
他にも、プロコンとジョイコンではスティックのかたちが違います。
画像で見比べると、ジョイコンスティックの方が低いのがわかるでしょうか。


スティックが低いと可動域が狭く、ゆっくり移動するためちょっとだけ傾けたり、細かい方向調整がむずかしい…。
結果、移動や方向転換をするとき微妙にずれるんですよね。
以上からわかるように、ジョイコンは細かい操作が必要なゲームとは相性が悪いです。
ゆるく遊ぶには問題なく楽しめますが、プレイの上達を目指すと細かいミスが気になってきます。



わたしも操作ミスを減らしたくてプロコンを買ったよ!
モンハンライズサンブレイクなどのアクションゲームやスプラトゥーン3などのシューティングゲームをしたいなら、プロコンの方がストレスなく遊べておすすめです。
小学生未満ならジョイコンがおすすめ
このように、大人にはちょっと使いづらいジョイコン。
ですが、手が小さい方や未就学児~小学生くらいの子には扱いやすいサイズ感です。
4歳半の息子がジョイコンを持つとこんな感じ。


プロコンではグリップを握っているとボタンやスティック手が届かず、操作ができませんでした。
年少~年長くらいの子にはジョイコンがおすすめです!


グリップ性 △
ジョイコングリップには、滑り止め加工がされていません。


加工はないものの、グリップ部分がプロコンよりも細いため滑る心配はほとんどなし。
全体的にコンパクトなので、子どもや手が小さい方には握りやすいと思います。
ただ、コンパクトさゆえに長時間握っていると疲れが…。
ボタンが小さく操作するとき変に力が入るのか、プロコンより手が疲れやすいです。
また、グリップの細さに加えて中央部分も薄いため、手が大きい方や成人男性には合わない可能性が高いです。
わが家もマインクラフトを夫婦2人で遊ぶときは、夫がプロコン/わたしがジョイコンを使っていました。
振動機能 ◎
ジョイコン/プロコンともに搭載されているHD振動機能。
このHD振動があると、動きや演出が振動でも伝わるのでプレイに臨場感が出ます。
HD振動はプロコンの方がより繊細に感じられるものの、ジョイコンでも十分楽しめるので「◎」にしました。
現在は非純正コントローラーもいろいろ販売されていますが、振動オンで遊ぶなら【任天堂純正品のジョイコン/プロコン】一択です。




バッテリー ○
ジョイコンのバッテリー持続時間は約20時間。
※フル充電にかかる時間は約3時間30分
プロコン(約40時間)の半分ですが、普通に遊ぶなら十分なバッテリー持ちですね。
ただ、スイッチ同梱のジョイコングリップには充電機能がないため、充電時はグリップから外さなければなりません。
左右のジョイコンを充電する場合、この2択。
①スイッチ本体につけてドッグへセットする
②ジョイコンをセットしたスイッチに直接充電ケーブルを差す
わが家は①の方法で充電してますが、テレビボード中段にドッグがあるため付け外しが面倒…。


充電の手間を省きたい方は、Joy-Con充電グリップやJoy-Con充電スタンドの購入がおすすめです!




価格 ◎
ジョイコン+グリップはニンテンドースイッチに同梱されているので、別途なにかを購入する必要はありません。



追加購入なしで遊べるのはうれしいよね!
現在主流のニンテンドースイッチ有機ELモデルは定価3万7980円。
有機ELモデル+プロコン(定価7,678円)を買おうとすると、それだけで軽く4万円を超えてしまいます。
まずは同梱のジョイコンで遊んでみて、それからプロコンを検討するのもありですよー。


「予算が限られてるけどほしい…!」という方は、任天堂以外の非純正コントローラーも候補に入れてみてくださいね。
わたしのおすすめは、プロコンの半額で買えるOOOUSEコントローラーです。


▼実際に使ったレビューも書いているので参考にどうぞ!
【レビュー】OOOUSEコントローラーと純正プロコンを比較
初心者はジョイコン、物足りなくなったらプロコン!
以上、ジョイコンの操作性能レビューでした。
最初にも書いたように操作性は圧倒的にプロコンの方が上ですが、スイッチデビューにはジョイコンでもまったく問題ありません。
ただ、ここまで読んでプロコン購入を迷ってる方がいたら、4000時間プレイしたわたしが全力で背中を押します。笑



純正買っておけば間違いなし!


「プロコンは予算的に厳しい…」という方は、純正の半額で買えるOOOUSEコントローラーもおすすめですよー。


関連レビュー:OOOUSEコントローラーとプロコンを比較
みなさんお気に入りのコントローラーが見つかりますように!
▼ジャイロ精度のいいコントローラーを探してる方はこちらもどうぞ

