ゲーミングなデザインが目を引く、BIGBIG WON RAINBOWコントローラー。
スケルトンボディ+LEDライトがかっこいいですよね!
PS4・PC・Switchといろんな機種に対応してるBIGBIG WON RAINBOW。
ただ、Switchで使った方の詳しいレビューは少なめです。
Switchでも問題なく使えるのかな?
そんな疑問をもつ方向けに、Switchを5000時間以上プレイしたわたしが『ニンテンドースイッチでの使い心地』をレビューしていきます!
…その前に最大の注意点が。
BIGBIG WON RAINBOWは、ホームボタンでのスリープ解除ができません。
「いやいや、ホーボタンでスリープ解除できるよ!」って情報があればぜひお問い合わせからご一報ください。
Switchを消すときは、電源オフでなくスリープにする人がほとんどだと思いますが、BIGBIG WON RAINBOWにはそのスリープ解除機能がないんです。
BIGBIG WON RAINBOWは有線接続です。
それでも起動の際はホームボタンでなくSwitch本体の電源ボタンを押す必要があるので、Switchの置き場所によってはとてもめんどくさいです。
Switch本体を手の届く場所に置いてるなら問題ありませんが、ホームボタンで起動したい場合は別のコントローラーをおすすめします。
使いやすいSwitch対応コントローラーといえばやっぱりプロコンですね。
予算を抑えたい方には OOOUSEコントローラーがおすすめです。
ジャイロも操作性能もよく、3,000円台というコスパの良さ。
もちろんプロコンに比べたらいまいちな部分もありますが、この価格でこの性能なら全然ありです!
どちらもスプラ3におすすめのコントローラーで紹介しています。
ここまで読んでなお「スリープ解除できなくてもいいからBIGBIG WON RAINBOWが気になる」という方は、このあとのレビューを参考にどうぞ!
BIGBIG WON RAINBOWコントローラーの評価
実際にスプラトゥーン3などでプレイした評価がこちら。
※プロコンには背面ボタンがないため【背面ボタンは使わない前提】での評価です
BIGBIG WON | プロコン | |
ボタン/スティック | ○ | ◎ |
ジャイロセンサー | ◎ | ◎ |
グリップ性/サイズ | ○ | ○ |
振動機能 | ○ | ◎ |
バッテリー | ー | ◎ |
価格 | ○ | △ |
- ホームボタンでのスリープ解除【×】
- NFC(amiibo読み込み機能)【×】
まずは見た目から紹介していきます!
LEDライトとメカニカルな見た目がかっこいい
BIGBIG WON RAINBOWの特徴は、スケルトンボディ+メカニカルなその見た目。
基盤が見えるのかっこいいですよね!
使用中はLEDライトが点灯。
ライトの色や点灯パターンは変更可能です。
操作に応じて、細かい演出があるのもテンション上がるポイント。
- ZL/ZRを押すとオレンジのライトが点滅
- 振動中はグリップ内部にあるパーツが回転
メカニカルな見た目が好きな方には、ツボに入るであろうコントローラーです!
ボタン/スティック操作 ○
ボタン配置はXbox式。SwitchとはABXYボタンの並びが違います。
見比べると「A⇔B」「X⇔Y」が逆ですね。
ボタン表記は違いますが、Switchに接続すると「ジョイコン/プロコンと同じ配置」として認識してくれるので問題なし。
※「Aで攻撃」のゲームならAの位置(Bボタン)を押せば攻撃できます
慣れてるゲームならボタン確認をしないので、違和感なく遊べました。
初めてプレイするゲームだと混乱しちゃうかもしれません。
「ボタンはSwitch仕様がいい!」という方には、プロコンかOOOUSEコントローラーがおすすめです。
ボタンの押し心地は固め。
ABXYボタンと十字キーはけっこうカチャカチャ音がするので、ボイチャする人は気になるかも。
ZL/ZRだけはフカフカしてます。※次の項目で解説
ZL/ZRは押し心地がフカフカ(トリガー式)
ZL/ZRボタンは高さがあります。
プロコンと並べてみました。下の方がかなり出っ張ってるのがわかるでしょうか?
押し心地はフカフカする感じ!
BIGBIG WON RAINBOWのZL/ZRはトリガー式といい、押し加減でパワー調節が可能になっています。
これがフカフカする理由みたいですね。
トリガー式は、レースゲームのアクセル調節をしたり、FPSだと引き金を引くような感覚があって没入感があります。
ジョイコンやプロコンはボタン式(押すか離すかの二択)なのでSwitchユーザーにはあまり関係ないですが、対応してるPCゲームには良さげな機能です!
上記のようなメリットがあるトリガー式。
ただ「押してる判定」になる範囲が広く、連打しづらいのがデメリットです。
ZL/ZRは高さがあるので、ボタンに指がかかってると「押しっぱなし」とみなされ、連打してるつもりでも連打できないことがありました。
下の動画は別のトリガー式コントローラーで撮ったものですが、BIGBIG WON RAINBOWもこんな感じですね。
最初と最後の歩いてるところは、うまく連打攻撃ができていません。
背面ボタンはホイール式
BIGBIG WON RAINBOWの背面ボタンはなんとホイール式。
といってもくるくる回転するわけではなく、ホイールのでっぱりを上下に倒して操作します。
左側上下・右側上下の合計4つ割り当てられるってことですね!
このホイール、普通に握るとぎりぎり届くくらいなので操作するとしたら指先かな?
ちなみに、わたしの手のひらのサイズは成人女性の平均に近いです。(16.7㎝)
▼手のひらの平均サイズ
成人女性:16.9㎝ 成人男性:18.3㎝
※中指の先端~手首を折ってできるシワまで
背面ボタン不要派にはストレスフリーですが、背面ボタンをすべて使いたいなら手の大きい人でないと押しづらい気がします。
ジャイロセンサー ◎
「ジャイロいまいち」との意見も見かけますが、個人的には使いやすかったです!
スプラトゥーン3でプレイ動画を撮りました。
上下左右のジャイロ操作やスティック移動もスムーズにできているのがわかるかと思います。
有線ケーブルがしっかりしてるため最初はケーブルのつながってる感(?)が気になりましたが、すぐに慣れましたよー。
グリップ性/サイズ ○
BIGBIG WON RAINBOWのサイズは、プロコンよりひとまわり大きめ。
どちらかといえば手の大きい人向けです。
グリップ部分に滑り止めがありませんが、ふつうに遊ぶ分には問題なくプレイできました。
手汗をかきやすい方は滑りが気になるかもしれません。
このクリアなデザインがかっこいいので、そこは仕方ないですね!
振動機能 ○
BIGBIG WON RAINBOWは振動機能あり。
これまで使ったサードパーティー製コントローラー(非純正コントローラー)とは振動の仕方が違い、おもしろかったです。
ブルブルというよりプルプル…?
表現が難しい…笑
ジョイコンやプロコンのHD振動とは感覚が違うため、合わない方は振動OFFで遊びましょう!
ちなみに、コントローラー選びにおいて振動性能はあまり重視しなくてOKです。
バッテリー非搭載
接続方法は有線接続のみで、無線接続には対応していません。
そのためバッテリー非搭載です。
バッテリーがない分、プロコンより20gほど軽いのはうれしいところ。
ケーブルは外せる(無線接続不可)
ケーブルは取り外し可能。
無線接続はできませんが、収納しやすかったり断線してもコードだけ取り換えられたりして便利ですね。
価格 ○
Amazonでの価格は約5,600円、プロコンより安く入手できます。(2023年1月現在)
まとめ:個性的なコントローラーがほしい方向け!
以上、BIGBIG WON RAINBOWコントローラーのレビューでした。
最初に述べたように、Nintendo Switchではホームボタン長押しでのスリープ解除ができません。
そのためSwitch用にはおすすめしづらいですが、好きな人はすごくツボなデザインのコントローラーだと思います。
わたしも見た目大好き!
ライトやパーツが連動して動くのかっこいいよね。
「デザイン性を優先して選びたい」「PC用によさそう」という方は、ぜひ候補に入れてみてください。
海外メーカーかつ日本人のレビューは少ないので、人と被らない個性的なコントローラーがほしい方にはおすすめです!
毎日Switchで遊ぶなら、ホームボタンのスリープ解除はほしいところ。
できるだけ手間を省きたい方は、断然プロコンやOOOUSEコントローラーをおすすめします。
みなさん、お気に入りのコントローラーがみつかりますように!